福岡都市空間情報行動研究所(FQBIC)

講演

2008年10月10日東京青山TEPIAで開催された、「gコンテンツワールド2008」で、斎藤参郎所長が基調講演ならびにパネルディスカッションを行いました。

2008年10月10日(金)(13:00-13:40)に、青山TEPIAで開催された「gコンテンツワールド2008」において、斎藤参郎所長が、「都市空間とgコンテンツの結びつき ~リアルとバーチャルの融合~」と題した基調講演を行いました。

講演では、gコンテンツを使ったリアルGISを活用した「ハイパーテキストシティ構想」の考え方や、それを実現することによる、まちへの経済効果、今後のハイパーテキストシティ構想の展開などを述べました。

また、16:10-17:10から行われたパネルディスカッションでは、斎藤参郎所長がパネリストとして参加しました。

斎藤所長から、人の回遊パターンを統計的に推定するアルゴリズムである「来街地ベース回遊パターンの一致推定法」が、アルゴリズム特許となっていることを、スライドで説明すると、会場からはどよめきが起こりました。

gコンテンツワールド2008では、gコンテンツ流通推進協議会に設置された シームレス測位委員会(斎藤委員長)のGNSS石井真副委員長による中間報告、屋内でのGPSシステムであるIMES試作機による屋内屋外のシームレス測位の実演、また、無線LAN、WiFiをもちいたPlaceEngineなどの測位技術などの新たな展開についての議論がありました。

パネルディスカッションでは、Googleのストリートビュー、ヤフーのfire eaglesサービス、また、拡張現実AR(Augmented Reality)が、熱く議論されました。とくに、ARについては、日本のベンチャーであるTonchidotのSekai Cameraがアメリカで絶賛されたことが:伝えられました。これは、iPhoneのカメラで、歩行移動中にみている映像に、social taggingとよぶ、位置にタグ付けされた情報をオーバーレイするとができることを示したものです。そのデモがYouTubeにもでています。

また、TechCrunch50(2000年9月8日)でのプレゼンテーションもみれます。

以下、講演とパネルディスカッションの様子です。

講演風景 講演風景 講演風景 講演風景 講演風景 講演風景