福岡都市空間情報行動研究所(FQBIC)

実施調査

2013年12月13-15日に、鹿児島市天文館で行われるセールに合わせて、位置測位技術を活用した情報提供の社会実験を実施しました。

2013年12月13日(金)-15日(日)の3日間に、鹿児島市天文館地区で行われた「「第3回年末だよ!天文館全員集合」にあわせて、GPS、準天頂衛星QZSS「みちびき」、屋内測位技術IMESによる位置情報技術を活用した情報提供の社会実験を行いました。

この社会実験は、スマートフォンアプリを使って、位置情報に合わせて、セール情報をランダムに提示し、情報提供された被験者とされなかった被験者とで、回遊行動にどのような違いが起こるのかを検証する社会実験です。

この社会実験では、通常の位置測位であるGPSに加えて、国産GPSである準天頂衛星QZSS「みちびき」による位置情報測位を行っております。

また、GPSやみちびきの電波が届きにくい、天文館地区の個店70店舗に対して、屋内測位技術であるIMES送信機を設置し、まち全体で、屋内外の位置測位をシームレスに計測した、はじめての試みです。

この社会実験は総務省戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)における、「オートGPSとIMES屋内測位による広域観光の動態把握と回遊誘発情報提供システムの開発研究」の一環です。

QZSS, IMESの電波の受信機に関して、一般財団法人衛星測位利用推進センター(SPAC)のご協力をいただきました。

IMES送信機の設置に関して測位衛星技術株式会社のご協力をいただきました。

また、We Love 天文館協議会はじめ、各商店街には多大なご協力をいただいております。

アプリ制作は、福岡大学「魅力ある学士教育」の一環として行われており、学生と一緒に、株式会社ネクストシステム株式会社梓書院が関わっております。

店舗内マップの作成は株式会社ゼンリンデータコムのご協力を得ております。

社会実験概要

「天文館地区における情報提供効果計測のための社会実験」

日時
2013年12月13日(金)14日(土) 15日(日)
社会実験対象地域
鹿児島市天文館地区
社会実験内容
スマートフォンを使ったユーザへの情報提供による効果計測の検証

歩行者通行量調査

調査日時
2013年12月13日(金)- 12月15日(日) 10:00-20:00
調査対象地域
天文館本通り
赤外線による人数計測装置による計測

Photograph

PhotoPhotoPhotoPhotoPhotoPhotoPhotoPhoto