研究報告
2011年6月5日に社会システムワークショップで黒川温泉へバスツアー視察を行いました。
2011年6月5日(日)に、経済学部産業経済学科社会システム分析コースの1年生対象の講義「社会システムワークショップ」の受講生を中心として、熊本県黒川温泉を視察するバスツアーを行いました。
この視察は、大石迪夫教授、斎藤参郎教授・都市空間情報行動研究所所長、栫井昌邦准教授が担当しています講義「社会システムワークショップ」と筑紫野市との共同研究プロジェクト「二日市温泉活性化 政策考察のための共同研究」にもとづく視察で、九州の温泉地として成功している黒川温泉を視察することで、二日市温泉の活性化の政策提言を試みようと行ったものです。
今回のバスツアーでは、実際に黒川温泉を視察した上で、黒川温泉協同組合の青年部の方々と意見交換をすることで、黒川温泉の魅力や課題などを発見しようとしました。
ディスカッションの中では、黒川温泉の象徴でもある入湯手形についているシールがなぜ3回なのか、それによりリピーターは訪れるのか、また青年部からは、今の若者はどういうイベントを行えば来てくれるのかなど活発な意見交換がなされました。
また、今回の視察では、どの温泉や飲食店・お土産屋に立ち寄ったか、温泉に対するイメージやパンフレットのどのような情報が実際に温泉選びに影響を与えたかなどの調査項目がはいったアンケート調査も実施しています。